グループディスカッションを勝ち抜くテクニック② 議論の土台を整理する

グループディスカッション(以下GD)を勝ち抜くための様々なテクニックを紹介していきたいと思います。

今回は、

・議論の土台を整理する

をご紹介します。



 GDに限らず、議論をする上で重要なのはその議論をする上での前提条件を確認しておくことです。

なぜなら、前提条件が違えば、ある時は理にかなっている意見も、別な場合ではそうでないということがあるからです。

なんだ、でもGDではテーマが与えられているから別にいいじゃないか。
と思うかもしれません。

しかしGDではいろいろなテーマが与えられますが、意外とあいまいなものも多いんです。

たとえば、

「コンビニの売上を2倍にする方法を考えてください」

GDのやり方にはいろいろなスタイルがあります。

よくあるのが、「まず3分くらい個人で考えてみましょう」みたいなやり方です。

でも私の意見としては、すぐにこうするのはあまりよくないと思っています。

なぜなら、「コンビニの売上を2倍にする方法を考えてください」というのはあいまいすぎるからです。

たとえばちょっと考えただけでも

・コンビニって?
 セブ○イレブンみたいな大手なの? それとも地方にしかないようなところ?

・コンビニの売上って?
 1店舗の話をしているのか? コンビニチェーン全体の話をしているのか?

などなど、疑問がいっぱいです。


あいまいなまま話を進めると、どの意見が理にかなっているのかを判断できなくなってしまいがちです。


なので、私ならまずこれらの前提条件を合わせます。

与えられたテーマがあいまいな場合、自分で設定を考えても構わないはずです。

これはどういう設定をするかは好みの問題なのでちゃちゃっと決めちゃうといいと思います。

「大手コンビニチェーンの経営者の立場で、日本にある全店舗の1年間の売上を2倍にする」

といったように。

もちろん、あいまいなまま進めるのが悪いという訳ではありません。
そういったやり方するのは構わないと思います。

1テクニックとして活用していただければ幸いです。

Leave a Reply

Powered by Blogger.