最近の選考では、グループディスカッション(以下GD)が取り入れられているところも多いです。
そこで今回は・・・
ぶっちゃけGDってどの役割に就くのが得なの?
という疑問に対して私見を述べたいと思います。
※2013.2.4すこし追記有 追記分は文字色をブルーにしておきました。
さてその答えですが・・・・
役割なんか気にしなくていい!!!
むしろ無理して役割を得ようとなんてするな
というのが私の考えです。
なんだかいきなり逆説的な回答をもってきなぁ、という感じでしょうか?
さて次項より、解説をしていきたいと思います。
1.”GDで重要なこと”という観点から見た時の役職について
さて、まずは前提としてGDにおける主な役職を考えてみましょう。
主に以下のような役職があるかと思います。
・リーダー(=ファシリテーター=司会)
・書記
・タイムキーパー
・役職なし
で、だいたい
あるいは次点で「書記」をやりたがります。
はっきり言ってタイムキーパーなんてどうでも良い役割ですので今回は無視します。
ご察しの通り、議論を組み立て、まとめるというのがその役職の主な役割ですから、アピールしやすいと考えられるわけです。
たしかに、議論を組み立てることのできる人(いわゆるリーダー、リーダーシップ)というのは、GDでも評価は高いと思います。
しかしながらリーダーシップというのは、役割を得たからと言って発揮できるものではありません。
議論に対していかにコミットしたかが重要なのです。また、考えてみてください。
他人の意見を聞きながら、
それを論理的に解釈し、
議論が発展するような問いかけをしながら、
次の展開を考えて適宜判断を下す
(議論のポイントポイントで結論を出す)
ということを
リーダーという役職にあるというプレッシャーに耐えながら
うまくこなす自信はありますか?
これは「書記」にも言えます。
人の意見を聞きながら、うまくノートやホワイトボードに話をまとめつつ、自分の意見も言うのはかなり難しいです。
その自信がないのであれば、無理をしてリーダーや書記という役職に就く必要はないと思います。
2.そもそもGDで大切なことってなんだろう?
そもそも就活のGDにおける重要な点ってなんでしょうか?
もちろん大目標には「選考を通過する」があり、就活生としてはいかに選考に通るためのポイントを稼ぐかが重要です。
そのポイントを稼ぐために重要なのは、あえて誤解を恐れずに言えば大切なことはたった1つだけを意識すれば良いと思います。
それは・・・
論理的に自分の意見を述べられるか
です。
極論をすれば、GDで重要なのはこれだけです。
(もちろん細かいことを言えば、いろいろなテクニックは存在しますが・・・それはまた別で紹介したいと思います。)
この重要なことは、別にどの役職についたってできることです。
上にも書きましたが、大事なのは「いかに議論にコミットしたか」です。
無理をして役職に就くぐらいなら、この重要な点にフォーカスしてGDに参加すべきです。
実際に私はあまり役職に就くのは好きではなかったので、誰もやらなければやってやるぐらいのスタンスで、あまりリーダーをやることはありませんでしたが、問題なく選考は通過できました。
でも、論理的に自分の意見を述べるっても簡単なことじゃねーよ!っていう方もいらっしゃるかと思います。
それについては別の投稿にて回答させていただきます。
*GDで役に立つアイデアについて記述した記事について以下に掲載いたします。
ご参考になさってください。・グループディスカッションを勝ち抜くテクニック① 「分解して考える」