面接で聞かれる答えにくい質問の一つに以下のものがあります。
「自分が希望している仕事と違う部署に配属されたらどうしますか?」
面接の問いに対する答えに「正解」はありません。
こういう回答したから通る、こういう回答したら通らないというのは一概には言えないものです。
私見ですが、面接を受ける際に皆さんが持つべきフィロソフィーはあくまで自分の主張の論理性だけであると思います。
なので、どんな回答にしろ、上述の質問に対する答えに論理的な正当性があれば良いのです。
ここではあえて模範解答的なものは示しません。
しかしながらこういったキャリア観に関わるような問題というのはアカデミックな場でも議論をされることが多いので、世の中にどのような考え方があるのかを知っておき、その上で自分の回答を考えると良いと思います。
私なりに参考となるようなものを以下にご紹介したいと思います。
◆「やりたいことをしなさい」は間違い? 情熱と仕事の距離感とは ――― CNN
http://www.cnn.co.jp/career/35025732.html?tag=cbox;business
米国の放送局CNNのコラムです。
この記事の内容は、働き始めてからもすごく良い影響を自分に与えてくれています。
もし仮にこのスタンスを取るならば、このことを論理的に説明しさえすれば上述の問いへの回答も難しくはないはずです。
はっきり言って会社というのは、自分の都合の良いようにキャリアを歩めるとは限らない場所です。むしろ多くの人が自分が最初意図したものとは違うキャリアを歩んでいるものです。
特に日系の企業は外資系企業とは違い部門別採用をあまりやっていない(気がします)ので、そういったことは起こりがちなのではと思います。
(もちろんだからと言って部門別採用の方が良いとは一概には言えませんが)
こういった考え方を知ることで、面接での回答にも厚みを持たせられるのではないでしょうか。
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